2015年5月21日木曜日

積み重ねが大切です

ここ最近は、台風が来るとか来ないとか、気温が30度まで上がるとか上がらないとかと、とても5月とは思えない日々が続いていましたが、今日は久しぶりに清々しい天気です。
(とはいえ、明け方は凄まじい雷がありました)

この時期は、日を追うごとに陽の時間がどんどん長くなるので、天気さえ不安定でなければ大好きな季節なんですけどね。


高校生たちは中間テストの期間で、受験生たちは実技との両立が大変だと思います。

でも、学科にしろ実技にしろ、少しずつ積み重ねていくことが一番の力になります。

画像は最近のキサビの生徒たちの作品です。

まだデッサン的に弱い部分もありますが、制作にひたむきな姿勢が伝わる良い作品です。

こうした地道な取り組みは、必ず結果になって返ってきます。

これからも頑張ってくださいね。



2015年5月8日金曜日

ゴールデンウィーク

先日から武蔵野美術大学の成績開示が始まりましたね。
今年もキサビから実技試験が満点だった方がいますが、やはり合格のためには、学科と実技のバランスが大切ということも実感します。
キサビに掲示してある作品は、入試において80~100%の評価の作品なので、自分の作品と対比して、何が不足かを客観的にみることも大切です。
普段指摘する制作上のポイントを意識して、基礎力をしっかり養ってください。
学科も、やはり少しずつ積み重ねて実践力を上げていきましょう。



ゴールデンウィークは、根津美術館科学未来館で行われているチームLABの展覧会に行ってきました。
根津美術館は、伊豆にあるMOA美術館に所蔵されている尾形光琳の「紅白梅図屏風」が公開されていました。
「紅白梅図屏風」は、MOA美術館で毎年2月から3月までの1ヶ月間しか展示されないので、今回は近場で観る事が出来る貴重な機会でした。

根津美術館には閑静な庭園があり、この時期は、光琳が題材にしている燕子花(カキツバタ)が満開でなかなかの見ごたえです。


科学未来館のチームLABは、それは賑やかな展覧会でした。

閉館近くに入場して終了時まで観ていましたが、それでも会場は混雑していました。

子供たちは元気一杯にはしゃいで遊んでいましたが、そんなことではものともしない作品の強度に圧倒されます。

子供たちの作品への食いつきぶりにも感心しましたが、そこには制作者たちの芸術や教育への熱い眼差しがあり、この展覧会の成功には明確な根拠があることがわかります。

むしろ大人の方がいろいろと気づかされることが多い展覧会だったと思います。







2015年4月27日月曜日

先輩方の活躍

最近はとても暖かい日が続いていて、今日は夏日だそうです。
木更津は雲ひとつ無いいい天気です。
今週からゴールデンウィークが始まりますが、木更津美術研究所は暦どおりの業務になります。

休講日は4月29日と5月3日~6日となります。
連休中もいい天気だといいですね。


先週、若手のグラフィックデザイナーを紹介している「GRAPHIC DESIGN 2014」という本を見ていたら、なんと木更津美術研究所にゆかりのある方たちが何人か紹介されていました。
大手の広告代理店でデザイナーをされていたり、デザイン事務所でクリエーターとして活動されていたりと、とても活躍されています。
掲載されているとは知らずに読んでいたので、見た時はびっくりしました。
すごいですね。
先輩方が活躍されているのを見るのも、とても勉強になると思います。
特にグラフィックデザインに興味のある方は見てみてください。

【GRAPHIC DESIGN 2014】SE編集部

2015年4月24日金曜日

基礎をしっかり養う期間です

今日は木炭で牛骨のデッサンをしてもらいました。

シンメトリの印象的な構図ですね。
木炭はダイレクトに明度構成ができるので、明暗のバランスを確認しやすいです。
(でも、考え方は鉛筆も同じです)

この時期は基礎をしっかりと養う期間です。

試験のための課題と思わずに、一枚の作品を作りこむ気持ちで臨みましょう。
出来不出来はともかく、気になることは実践してみることが大切です。
すると作品から制作者の眼差しを感じることができるのです。

2015年4月17日金曜日

新学期が始まりました

今週から受験コースの新学期が始まりました。

桜にも新芽が出始めて、新しい季節になったと実感します。
今年も良い実績になれるようにがんばります!


先週は、今年多摩美術大学を卒業されて新社会人になった方が顔を見せに来てくれました。

学生時代から仕事をしていた職場に就職されたそうで、いろいろ楽しい話を聞かせてくれました。

日本の文化やグッズを海外に紹介する企業ということで、政府のバックアップも受けその広報も兼ねているそうです。
そこで彼は、カメラマン兼、モデル兼、ライターの仕事をしています。(いろんな仕事がありますね)

仕事の様子をネットで見せてくれたのですが、なんと僕が某大手ポータルサイトで見た記事は、彼が取材したものでした。
僕は知らずに彼の書いた記事を読んで、彼が撮った写真を見ていたわけです。
しかも、そのポータルサイトには、キサビから多摩美に進学されてそこのUKデザイナーになった方も働いているので、不思議な感じです。

仕事も楽しいそうで本当に何よりです。
これからもどんどん活躍して欲しいです。

2015年4月4日土曜日

受験コース新年度は4月13日からになります

4月2日は久しぶりに完全オフだったので、お花見に行ってきました。

いつもは木更津の矢那川沿いの桜並木や君津の公園などに観に行くのですが、今回は少し遠出して館山の城山公園まで行ってきました。

城山公園は昔、気の毒なお殿様と家臣たちのエピソードがあるお城があったところで、彼らのお墓を見ると感慨深いものがあります。
でも、それが馬琴の琴線に触れて「南総里見八犬伝」のアイデアに繋がったということですから、物語として何百年も記憶の中で生き続けることになるのですね。

公園は平日ではありましたが、多くの人で賑わっていてとても良い雰囲気でした。


帰りは木更津の矢那川に行き、夜桜を見物しました。
こちらは別の意味で賑やかでしたが、ライトアップされた桜は本当に綺麗でした。


左は武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科に合格された方に制作してもらった入試の再現作品です。

当初からここの大学へ進学したいという強い希望があったので、比較的多めにムサビ対策をしましたが、その甲斐がありました。

以前も多摩美術大学のグラフィックデザイン学科に進学したいという希望者が4名いた年があり、結果的に全員合格しました。


進路の方向性がある程度イメージできると取り組みやすくなりますので、大学の特色(教授陣やカリキュラムなど)や卒業生たちの取り組みを知っておくと志望校を選びやすくなります。



受験コースの新年度の授業は4月13日からはじまります。

12日までは、一般絵画教室と受付業務のみとなります。
受付時間は 11時~18時(土日は17時まで)となりますが、ご連絡をいただければご希望の時間で対応致します。

また、4月11日と12日は無料デッサン体験講座があります。
画材の使い方から、デッサンの進め方をわかりやすく指導します。

2015年4月1日水曜日

新年度受付期間

講習会期間中は、懐かしい方たちが多く見えられ、楽しい話をたくさん聞けました。

多摩美に進学した佐々木さんは、最近注目されているミュージシャンの新曲のプロモーションビデオを任され、3月末から公開されているとの事。
ミュージシャンの個性をとてもよく表している彼女らしい楽しいアニメーションです。
CDのデザインにも参加されているそうです。
大学での楽しい話も聞けて、大いに笑わせていただきました。


春期講習会は今日まででしたが、全体的に完成度が良く感心してしまいました。

下は講習会で行った選択課題です。
























どれも豊かな感性を感じられる作品で、これからがとても楽しみです。

新年度は4月13日からになります。今年も頑張っていきましょう。


明日4月2日はお休みです。

3日からは新年度の受付期間となります。

受付時間は、
4月3日~5日と4月11日~12日は 11時~17時
4月6日~10日は、11時~18時
受付時間外を希望される方は、ご連絡をいただければ指定の時間で対応いたします。

また、4月4日、5日、11日、12日は無料デッサン体験講座があります

これから実技対策を考えている方も、美術系の進学に興味がある方も、お気軽にお問い合わせください。
TEL 0438-23-1866