2012年11月29日木曜日

冬期講習会

ハロウィンに引き続き、クリスマスツリーです。

あと数日で12月になりますが、しばらく寒い日が続いたので、秋を実感することなく冬に突入する気分です。
(今年はあまりコスモスを見かけませんでした。木更津だけかな?)

僕は秋の次は春でもいいと思いますが、学生達はファッションを楽しめるということで冬も好きだそうです。
むしろ健全ですね。





木更津美術研究所の平常授業は12月18日(一般絵画教室は19日)まであります。

その後、準備期間をはさんで、12月22日からは冬期講習会が行われます。

受験生は専攻ごとに対応した課題を行います。入試傾向を確認して安定した実力をつけましょう。

デッサン基礎コースに参加される高校2年生以下の方も、充実した課題を予定しています。
来年以降に向けた良い切欠にして欲しいですね。




2012年11月23日金曜日

勤労感謝の日

今日は生憎の雨ですが、勤労感謝の日を利用して、現役生たちは昼の時間帯で制作しています。

本番で焦らずに制作が出来るように、今のうちに少しでもスキルを積み重ねていきましょう。


左の写真は学科対策の写真ですね。

この時期は学科の対応も多くなります。

これも少しずつ積み重ねていくしかありませんが、頑張ってね。

2012年11月18日日曜日

無料デッサン体験講座

先日は無料デッサン体験講座も行われました。

体験講座では、画材の説明に加え、デッサンに取り組む際の注意点などを話した上で制作してもらいました。

正直、思っていた以上に良い感じの作品が並び嬉しかったです。
反応もいいですね。

制作終了後は、出来上がった作品の講評と、デッサンで問われている事や美術系への進路について説明しました。

少し時間をオーバーしてしまいましたが、今後の参考にしてくれるといいですね。


体験講座は、全くデッサンの経験がない人でも、制作における大切なポイントを簡単に学べるので、興味のある方はお気軽に参加してみて下さい。



あと、今朝、テレビを観ていたら、プロジェクションマッピングのことが放送されていました。
東京駅のイベントでも話題になりましたよね。
プロジェクションマッピングについては、何年か前に、多摩美の情報デザインへ進学した人から教えてもらったことがありましたが、メディア芸術として出発した作品から新しい産業が生まれるのは、とても意義のあることです。

どんな産業にも言える事ですが、技術的に可能になった表現も、美術的なセンスがなければ廃れてしまいます。

美術系に進んだ人たちの腕の見せ所だと思いますし、これからも芸術的価値観を探求した作品から、新しい産業を発展させて欲しいですね。




2012年11月11日日曜日

ハーフトーンの大切さ

今週のデッサン基礎コースは、グレーの画用紙に白と黒のチャコール鉛筆で描写する課題です。

すでにグレーの用紙が中間の明度として機能しますので、より暗い明度と明るい明度を加えるだけで表現の幅が広い作品を作ることができます。

最初はみんなおっかなびっくり取り組み始めましたが、慣れてくるとサクサク進むでしょ。


今回の課題では、中間のグレーを引き立たせることの大切さを知ることが出来たと思います。


作品も思っていた以上に力強く良い作品になったと思います。

同じ技法で今度は人物を制作させてみたいですね。





次回は木炭で石膏デッサンをしますが、取り組み方は同じ意識で進めるといいですよ。

どんな石膏像にしようかな。

2012年11月6日火曜日

11月になりました

11月に入り、朝はすっかり寒くなりました。

昨日は芸祭のお土産などを頂きました。
楽しかったようで何よりですね。
今後の良いモチベーションになってくれたら幸いです。

先週はハロウィンもあり、アトリエが甘い香りに包まれていましたが、この時期はしっかりと課題をこなす事も大切です。





受験生達にとっては、そろそろ制作時間を意識する時期になりました。

みんな集中して取り組んでいます。



基礎コースは木炭による静物デッサンです。
明度の幅を確認しやすい画材なので、モチーフの特徴をよく観察して作品と比較しましょう。

テーブルとの関わり、固有色、質感、陰影など注意深く進めることが大切です。

高校1,2年生にとって、この時期に基礎に取り組めることは大きな力になります。



講評の時に指摘されたことは、今後の取り組み方の目安になりますので、クロッキー帳などにメモする習慣をつけるといいですよ。