最近は、健康のためにアトリエまで自転車で通っています。
朝は寒いのですが、キサビに着く頃には体も温まっていい感じです。
受験生と同じく体力も大切なので、風邪をひかないように頑張って続けたいですね。
12月に入り、受験生はそれぞれ試験における完成の目安になる作品の制作を心がけています。
自分の作品の弱い部分をチェックしながらクオリティの底上げをしていきましょう。
これは、グラフィックデザイン専攻の受験生が制作した「うさぎスマッシュ展」の課題です。
バラの花のようなうさぎの眼が展覧会の世界観を想像させますね。
ちょっと危ない感じがイカシます。
スマッシュの持つ意味は創造性と反対のように思えますが、ちゃんとクリエイティブなイメージにもなりえますね。
(スマッシングパンプキンズも好きです)
干支がテーマの色彩構成も楽しいと思いましたが、すでに個人的に制作したとのこと。
先を越されてしまいましたが、自発性が高くて感心します。
でも、みんなで制作してみたいので出題してみようかな。
これもグラフィックデザイン専攻の受験生のデッサン。
手とモチーフの関係が綺麗に対比されていますね。
デッサンで問われていることをよく意識して作品のクオリティを上げていきましょう。
工業デザインを専攻する受験生の静物デッサンです。
リンゴの作りこみの甘さが気になりますが、全体的な完成度はさまになってきましたね。
工業製品のデッサンは、パースや構造の違いが明確に表れ易いので、制作中もチェックする時間を持つのが大切です。
水彩表現はまだ課題が残りますが、瑞々しい雰囲気を生かした作品になりました。
制作も早くなりましたね。観察力が上がると制作時間も早くなります。
洋ナシはシェードラインや反射光を生かすとより存在感が出ます。
卓上デッサンは配置に難ありですが、制作時間やモチーフへの観察に対し、注意深く制作してくれました。
課題だった光源の設定も上手くなって来ました。
全体的に受験生の質がアップしてきましたが、今週から高校の期末テスト前になります。
学校との両立が大変ですが、体調を壊さないようにがんばってくださいね。
デザイン系と絵画系の冬期講習会は、昼の時間帯の制作の後に、英語と国語の対策に取り組みます。
実技課題の補強の時間もとってありますので、入試直前に向け個々の課題点に取り組んでいきましょう。