2012年10月26日金曜日

兵庫県立美術館

めっきり秋らしくなりました。



傍にあったビルが取り壊しになり、敷地跡に砂利が敷いてあるのですが、これから敷き詰める砂利山がまるで慈照寺の向月台みたいで不思議な光景です。
(高さが2メートルくらいあります)

子供の頃は工事現場でよく観た光景ですが、今になってみて見るとちょっとしたコンセプチャルアートにも見えます。
これを自腹で制作したらえらい費用になりますが、工事現場にはこうした造形美(光景美とでもいいましょうか)があふれていますね。

完成を意図した作品ではありませんが、こういう美術鑑賞も好きです。(路上観察学会みたいですね)



展覧会の情報ですが、横内君も参加する企画展が「兵庫県立美術館」で明日から開催されます。
サテンに染料などで描かれた彼の作品はとても美しく、僕もファンのひとりです。
実は、写真では彼の作品を観たときに感じる視覚的な効果がほとんどわからないので、直に鑑賞されることをお薦めします。
11月25日にはアーティストトークにも参加されます。

【キュレーターからのメッセージ2012 現代絵画の今】
10月27日~12月24日(月曜日休館)
10:00~18:00
一般1200円
大学生900円 
高校生・65歳以上の方600円 
中学生以下 無料