2012年5月30日水曜日

ムサ美のオープンキャンパス

もうすぐ6月です。
陽もどんどん長くなって、19時になってもまだ薄っすらと明るいのがいいですね。

現在製作中の静物デッサンのモチーフです。
この時期は、基本的な力を身に付けることが大切です。
静物デッサンの大切なポイントを意識しながら、しっかりと描写しましょう。

6月9日と10日は、武蔵野美術大学のオープンキャンパスですね。
大学内の様子や、公開授業、入試の参考作品などが見学できます。
(個人的には基礎デの公開授業が毎年楽しみです)
ムサ美の受験を考えている方は足を運ばれてみると良いでしょう。
また、試験当日に備えて、大学への行き方を確認するのもいいです。
10日は16時30分までなので注意してください。

2012年5月26日土曜日

美大受験は学科も大切

5月も終わりに近づき、すっかり暖かくなりました。
湿度が低い分、まだ涼しく感じるのがいいですね。

以前、モチーフで使用した金魚たちもすっかり大きくなりました。水槽にマルスが映っていますね。
昨年、生徒から「こずえ」という名前をいただきました。
どれが「こずえ?」と聞いたら、みんな「こずえ」だそうです。「こずえたち」ですね。
亀は「テツオ」とつけてもらいました。
男らしい名前ですが、実は亀の性別は不明なのです。


デッサンの課題です。
料理教室みたいな様子ですが、制作中はずっとパンとにらめっこです。
高校の定期テスト期間でしたが、美大対策と両立して頑張ってくれました。


定期テストが終わってすぐでしたが、キサビでも学科対策をしています。
実技と一緒で、学科も少しずつ積み重ねていくことが大切です。
学科が苦手な人も、今から習慣にすればきっと大丈夫。

2012年5月9日水曜日

多摩美の成績開示

多摩美術大学と武蔵野美術大学の成績開示の連絡がありました。

木更津美術研究所は多摩美術大学を受験される方が比較的多いのですが、成績開示の結果、合否に関わらず、グラフィックデザイン、情報デザインの色彩構成の評価は、受験された方の全員が8割以上でした。(内、グラフィックの1人は満点でした)

試験は基本的な課題ではありますが、受験で培った課題に取り組む姿勢や考え方は、今後もデザインを学ぶ上で大切な事になります。

油絵科も、なかなかの評価でした。

これからも、自信をもって制作に取り組んで下さいね。


とはいえ、やはりどちらも英語と国語の学科が大切なことには変わりません。

実技、学科のバランスを良くとって受験対策をすることが肝心ですね。

2012年5月7日月曜日

ゴールデンウィーク アート鑑賞

木更津美術研究所では、ゴールデンウィークを利用して、青山スパイラルホールで開催された「SICF13」と、ワタリウム美術館で開催されている「ひっくりかえる展」を観に行く遠足がありました。

普段の高校生活ではあまり触れることが無い展覧会を選びましたので、楽しんで観て貰えるか少し心配しましたが、皆さん興味津々で鑑賞していました。



「SICF13」は、100人のクリエイターたちがスパイラルホール内のブースで作品の展示、紹介する展覧会です。
ブース内では作品を観るだけでなく、デザイナーや作家たちと直接話せる機会もありますので、「仕事としての美術」について意識する切欠になってくれたら嬉しいです。
会場の雰囲気は、なんとなく上品な美大の芸祭(学園祭)みたいでした。




「ひっくりかえる展」は、僕が以前から気になっていた芸術集団が企画した展覧会です。

今回の展覧会に参加している作家達は、様々な方法で観る側に訴えてきます。
強く心に届く作品もあれば、そうでもない作品があってもいいと思います。
ただ、届いた作品は、観た人の心の中にある問題意識を気づかせてくれるはずです。
展示内容が判りにくいのではないかと少し心配しましたが、みんなじっくり鑑賞していました。

一度入場券を買えば、期間中は自由に鑑賞できますので、気になる作品があったら、また観に来るのもいいかもしれませね。

地下の書店やカフェも洒落ていました。


ゴールデンウィーク期間中には、他にもいろいろと出かけた方もいたそうですね。
楽しい休日になってくれたら幸いです。



今日から、また気を引き締めて受験対策に取り組んでいきましょう。







*多摩美術大学の入試日程と各科の定員や採点方法と、一部の実技内容が変更になりましたね。
センター利用の定員が増えた分、一般方式との重複合格者が増える可能性がありますが、一般方式も含め、大学全体の難易度が上がる可能性があります。