2013年12月29日日曜日

明日から年末年始のお休みです

今朝、自転車に乗ろうと思ったら、サドルの上に霜が降りていました。
寒さも厳しくなりましたが、講習会では体を壊す人もなく、みんな元気に取り組めていてよかったです。

明日から1月3日までは年末年始のお休みとなり、講習会は1月4日から再開します。

休日課題もありますが、くれぐれも体調を崩さないように気をつけて、よい年の瀬を過ごして下さいね。

2013年12月23日月曜日

冬期講習会

世間では3連休だったそうですが、受験生にとってはいよいよ大詰めの冬期講習会が始まりました。

試験をかなり意識した課題が多くなりますが、落ち着いて集中して取り組んでいきましょう。

毎年思うのですが、1年前はたどたどしかった作品も、みんなホント上手くなりましたね。
真面目に取り組めば、必ず上達するとつくづく思います。
自信を持って頑張っていきましょう。


先日、キサビから多摩美術大学へ行った方から展覧会に参加した写真を頂きました。
各方面の大学も参加した展覧会だったそうで、メキメキ経験を積み重ねていますね。
今後の活躍も応援しています!

2013年12月15日日曜日

講習会準備期間

先日は、久しぶりに杉本君がキサビに寄ってくれました。
杉本君はタマビを出られてから本をデザインする事務所で仕事をしているのですが、以前いただいた本が賞を獲ったそうです。すごいですね。
新しく持ってきてくれた本もとても可愛らしくステキなデザインでした。
結婚もされ都内に家も購入したので、なかなか木更津に来れなくなったそうですが、ちょっと元気をもらいました。嬉しかったです。
この時期はいろいろ忙しいことが多いのですが、へばっていられませんね。


今週は昼間コースは18日水曜日、夜間コースは17日火曜日まで平常授業です。
21日から冬期講習会が始まりますが、19日と20日は講習会準備期間のため受付業務のみとなります。
19日~20日までの受付時間は11時から5時までです。
*時間のご都合が合わない場合はご連絡していただければ、ご指定の時間に対応できます。
TEL-0438-23-1866
木更津美術研究所

2013年12月13日金曜日

多摩美術大学 新学科のこと

先日、多摩美術大学から新しい学科(統合デザイン学科と演劇舞踊デザイン学科)の説明に職員の方がみえられました。

新学科に対する熱い思いを聞く事ができて、受験生達も大いに刺激になったのではないでしょうか。
キサビのみんなの作品についてもかなり高く評価されていました!


主に統合デザイン学科についてお聞かせいただいたのですが、どちらの学科も、八王子校舎で行う共通講義は全て世田谷の上野毛校舎でも受講できるそうです。(講師の方が行き来するそうです)

統合デザイン学科の基礎課程(1、2年次)は、グラフィックデザイン学科の基礎課程をベースするとのこと。
きっと、デザイナーとしての画力を重視するカリキュラムになるのですね。

4年間を通じて、プロダクトデザインとグラフィックデザイン、情報デザインに共通する概念を学び、そこから得られたコンセプトやビジョンを形として提示できる人材を育成することが目標だそうです。
(*共通する概念とは、現在、各方面のデザインの状況を考察しながら見つけていくことだと思います)

また、統合デザイン学科は積極的に演劇舞踊デザイン学科とコラボレーションした授業も組みたいとも仰っていました。



演劇舞踊デザイン学科は、映画やテレビ、演劇の美術をデザインできる人材を育成することが柱です。
物語の設定を美術的に明確に出来る力、セットや舞台を作れるデザイン力を重視するそうです。
舞台デザイナーや映画、テレビなどの仕事をしたい人は考慮してみてはいかがでしょうか。


どちらの学科も、美術を社会に貢献させる事ができる人材を育成するという考えから出発しています。
学科のスタッフも含め、タマビの新しい学科は企業からもかなり注目されていますので、就職にも重点的に対応していくそうです。
個人的には併願校の1つとして考えてみるといいと思いますよ。

*ちなみに、統合デザインの実技試験参考作品は、木更津美術研究所からグラフィックデザイン学科に入学した学生も制作しました。



2013年12月5日木曜日

体調管理も大切です

最近は、健康のためにアトリエまで自転車で通っています。
朝は寒いのですが、キサビに着く頃には体も温まっていい感じです。
受験生と同じく体力も大切なので、風邪をひかないように頑張って続けたいですね。


12月に入り、受験生はそれぞれ試験における完成の目安になる作品の制作を心がけています。

自分の作品の弱い部分をチェックしながらクオリティの底上げをしていきましょう。






これは、グラフィックデザイン専攻の受験生が制作した「うさぎスマッシュ展」の課題です。
バラの花のようなうさぎの眼が展覧会の世界観を想像させますね。
ちょっと危ない感じがイカシます。
スマッシュの持つ意味は創造性と反対のように思えますが、ちゃんとクリエイティブなイメージにもなりえますね。
スマッシングパンプキンズも好きです)

干支がテーマの色彩構成も楽しいと思いましたが、すでに個人的に制作したとのこと。
先を越されてしまいましたが、自発性が高くて感心します。

でも、みんなで制作してみたいので出題してみようかな。



これもグラフィックデザイン専攻の受験生のデッサン。
手とモチーフの関係が綺麗に対比されていますね。
デッサンで問われていることをよく意識して作品のクオリティを上げていきましょう。
















工業デザインを専攻する受験生の静物デッサンです。

リンゴの作りこみの甘さが気になりますが、全体的な完成度はさまになってきましたね。
工業製品のデッサンは、パースや構造の違いが明確に表れ易いので、制作中もチェックする時間を持つのが大切です。































水彩表現はまだ課題が残りますが、瑞々しい雰囲気を生かした作品になりました。
制作も早くなりましたね。観察力が上がると制作時間も早くなります。
洋ナシはシェードラインや反射光を生かすとより存在感が出ます。





















卓上デッサンは配置に難ありですが、制作時間やモチーフへの観察に対し、注意深く制作してくれました。
課題だった光源の設定も上手くなって来ました。



全体的に受験生の質がアップしてきましたが、今週から高校の期末テスト前になります。
学校との両立が大変ですが、体調を壊さないようにがんばってくださいね。


デザイン系と絵画系の冬期講習会は、昼の時間帯の制作の後に、英語と国語の対策に取り組みます。
実技課題の補強の時間もとってありますので、入試直前に向け個々の課題点に取り組んでいきましょう。