2015年6月30日火曜日

夏期講習会

梅雨に入りましたが、夏至のこの時期は陽の時間が長くて好きな季節です。

高校生は、文化祭や部活動、定期テストなど、学校生活が忙しい時期ですが、暑さに負けず頑張って欲しいですね。

7月は多摩美術大学でオープンキャンパスが開かれます。
美大進学に興味がある方は観に行って見るといいと思います。



7月21日からは夏期講習会を行います
各専攻ごとに、実技試験の取り組み方を丁寧に指導しながら、基礎力をしっかり養います。

これから始められる方にとっても、良い切欠になる講習会と思います。

夏期講習会前には無料体験入学も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

この時期は基本的なモチーフをしっかり描くことが出来るように制作してもらっています。

チェックポイントを確認しながら表現力を伸ばしましょう。










モチーフとして飼っていた金魚にいつのまにか子供が出来ていました。
しかも、隣のカメの水槽から発見されるという不思議な展開でした。

カメに食べられてしまうとかわいそうなので、別の金魚蜂に移して飼っています。
すくすく大きくなっていますが、親がすでに24、5センチの大きさなので、あまり大きくなるのも考え物ですね。
この前、モチーフとして「イシモチ」を描いてもらったのですが、親金魚とあまり変わらない大きさでした。
最初は3~4センチくらいだったんですよ。
どうかと思いますよね。

2015年6月16日火曜日

とても恵まれたことだと思います

先日、キサビから多摩美術大学に進学された方から電話があり、無事、第一志望の企業に就職が内定されたとのこと。
本人も喜んでいましたが、僕もとても嬉しいです。
自分がなりたかった職業に就くことや、入りたかった企業に就職できることは、とても恵まれたことだと思います。

来年からはまた新しいスタートになりますが、残り少ない学生生活も楽しんで欲しいです。

美術が好きな人にとって、美大は設備面や学業の面でとても恵まれています。
卒業すると、それなりの段取りやお金が必要なことが、在学中はとても身近に経験が出来る環境です。
違う分野の技術でも、相手が興味津々なら、割と親切に教えてくれたりもします。
著名な方たちも、あちこちふらふら歩いています。講演もよく行われます。
やり残す事が無いように、遊びだけでなく、自分の母校に少し目を凝らして生活するもの大切ですよ。

卒業制作を観に行くのを楽しみにしていますね。



木更津美術研究所では、入学希望の方や進路についてのご相談など、随時受け付けています。
また、週末には無料デッサン体験講座を行っています。
今後、美大進学を考えている方や、実技試験対策を考えている方に、基本的な取り組み方や考え方を指導します。
進路についてのご質問やご相談も親身にアドバイスしますので、お気軽にご連絡ください。

TELL 0438-23-1866


木更津美術研究所の一般絵画教室で制作された依田さんの作品が、上野の森美術館が主催する「日本の自然を描く展」に入選されました。
力作ぞろいの展覧会ですので、ぜひ足をお運びください。

第28回 日本の自然を描く展
場所 上野の森美術館
期日 7月4日~23日 10時~17時





2015年5月21日木曜日

積み重ねが大切です

ここ最近は、台風が来るとか来ないとか、気温が30度まで上がるとか上がらないとかと、とても5月とは思えない日々が続いていましたが、今日は久しぶりに清々しい天気です。
(とはいえ、明け方は凄まじい雷がありました)

この時期は、日を追うごとに陽の時間がどんどん長くなるので、天気さえ不安定でなければ大好きな季節なんですけどね。


高校生たちは中間テストの期間で、受験生たちは実技との両立が大変だと思います。

でも、学科にしろ実技にしろ、少しずつ積み重ねていくことが一番の力になります。

画像は最近のキサビの生徒たちの作品です。

まだデッサン的に弱い部分もありますが、制作にひたむきな姿勢が伝わる良い作品です。

こうした地道な取り組みは、必ず結果になって返ってきます。

これからも頑張ってくださいね。



2015年5月8日金曜日

ゴールデンウィーク

先日から武蔵野美術大学の成績開示が始まりましたね。
今年もキサビから実技試験が満点だった方がいますが、やはり合格のためには、学科と実技のバランスが大切ということも実感します。
キサビに掲示してある作品は、入試において80~100%の評価の作品なので、自分の作品と対比して、何が不足かを客観的にみることも大切です。
普段指摘する制作上のポイントを意識して、基礎力をしっかり養ってください。
学科も、やはり少しずつ積み重ねて実践力を上げていきましょう。



ゴールデンウィークは、根津美術館科学未来館で行われているチームLABの展覧会に行ってきました。
根津美術館は、伊豆にあるMOA美術館に所蔵されている尾形光琳の「紅白梅図屏風」が公開されていました。
「紅白梅図屏風」は、MOA美術館で毎年2月から3月までの1ヶ月間しか展示されないので、今回は近場で観る事が出来る貴重な機会でした。

根津美術館には閑静な庭園があり、この時期は、光琳が題材にしている燕子花(カキツバタ)が満開でなかなかの見ごたえです。


科学未来館のチームLABは、それは賑やかな展覧会でした。

閉館近くに入場して終了時まで観ていましたが、それでも会場は混雑していました。

子供たちは元気一杯にはしゃいで遊んでいましたが、そんなことではものともしない作品の強度に圧倒されます。

子供たちの作品への食いつきぶりにも感心しましたが、そこには制作者たちの芸術や教育への熱い眼差しがあり、この展覧会の成功には明確な根拠があることがわかります。

むしろ大人の方がいろいろと気づかされることが多い展覧会だったと思います。







2015年4月27日月曜日

先輩方の活躍

最近はとても暖かい日が続いていて、今日は夏日だそうです。
木更津は雲ひとつ無いいい天気です。
今週からゴールデンウィークが始まりますが、木更津美術研究所は暦どおりの業務になります。

休講日は4月29日と5月3日~6日となります。
連休中もいい天気だといいですね。


先週、若手のグラフィックデザイナーを紹介している「GRAPHIC DESIGN 2014」という本を見ていたら、なんと木更津美術研究所にゆかりのある方たちが何人か紹介されていました。
大手の広告代理店でデザイナーをされていたり、デザイン事務所でクリエーターとして活動されていたりと、とても活躍されています。
掲載されているとは知らずに読んでいたので、見た時はびっくりしました。
すごいですね。
先輩方が活躍されているのを見るのも、とても勉強になると思います。
特にグラフィックデザインに興味のある方は見てみてください。

【GRAPHIC DESIGN 2014】SE編集部

2015年4月24日金曜日

基礎をしっかり養う期間です

今日は木炭で牛骨のデッサンをしてもらいました。

シンメトリの印象的な構図ですね。
木炭はダイレクトに明度構成ができるので、明暗のバランスを確認しやすいです。
(でも、考え方は鉛筆も同じです)

この時期は基礎をしっかりと養う期間です。

試験のための課題と思わずに、一枚の作品を作りこむ気持ちで臨みましょう。
出来不出来はともかく、気になることは実践してみることが大切です。
すると作品から制作者の眼差しを感じることができるのです。

2015年4月17日金曜日

新学期が始まりました

今週から受験コースの新学期が始まりました。

桜にも新芽が出始めて、新しい季節になったと実感します。
今年も良い実績になれるようにがんばります!


先週は、今年多摩美術大学を卒業されて新社会人になった方が顔を見せに来てくれました。

学生時代から仕事をしていた職場に就職されたそうで、いろいろ楽しい話を聞かせてくれました。

日本の文化やグッズを海外に紹介する企業ということで、政府のバックアップも受けその広報も兼ねているそうです。
そこで彼は、カメラマン兼、モデル兼、ライターの仕事をしています。(いろんな仕事がありますね)

仕事の様子をネットで見せてくれたのですが、なんと僕が某大手ポータルサイトで見た記事は、彼が取材したものでした。
僕は知らずに彼の書いた記事を読んで、彼が撮った写真を見ていたわけです。
しかも、そのポータルサイトには、キサビから多摩美に進学されてそこのUKデザイナーになった方も働いているので、不思議な感じです。

仕事も楽しいそうで本当に何よりです。
これからもどんどん活躍して欲しいです。